つくしんぼはハンディのある子どもたちの放課後の遊び場です

よく頂く質問

Q.つくしんぼはなぜ引っ越ししたんですか?
A.つくしんぼは、元代表が生家である自宅を開放してスタートしました。
その土地建物をそのまま20年以上継続して使用させて貰ってきました。
今年の1月、元代表のお父さんがご逝去され、相続の問題が発生し、元代表はつくしんぼの土地建物を売却しなければならなくなってしまいました。
日本の法律は、障害児の放課後活動が相続を行なっている土地建物に対して、何も考慮や配慮等をしてくれることはありませんでした。社会福祉法人であればともかく、NPO法人など相手にしていないということなんでしょうね。
Q.つくしんぼはなぜ往復の送迎をしないのですか?
A.逆に質問をさせてください。
放課後活動の事業所がなぜ往復をしなければならないのですか?
放課後デイはハンディをもつ子どもたちのための場所=“子ども都合”の場所です。子どもを預けたい親たちのための場所=“親都合の場所”ではありません。
保育園のような就労保障のための施設ではないのです。
往復送迎を行なっている放課後等の事業所があることは知っています。
でもそれは、往復送迎を“売り”にしている事業所の話です。つくしんぼの“売り”は環境です。
つくしんぼでは、学校への迎えには行っています。ただし、行ける学校は近隣のみと決めています。遠方の学校への迎えは行なっていません。
帰りの送りは基本的には行なっていません。親御さんにはつくしんぼまでお迎えに来て頂いています。
親御さんと職員の間で、帰宅のタイミングでたとえ短くても会話を交わし、その日の子どもたちの様子を親御さんにお伝えするようにしています。
往復の送迎をご希望の親御さんには、往復送迎を行なっている事業所をご紹介しています。
Q.福祉施設から移行した放課後デイと株式会社等が始めた放課後デイとの違いは何ですか?
A.つくしんぼはNPO法人 = 非営利活動法人です。株式会社は営利を目的とする法人です。
2013年以前から活動していた放課後施設の運営主体は、社会福祉法人・NPO法人等がほとんどでした。
株式会社の参入は、そのほとんどすべてが2013年の放課後等デイサービス事業の法制化以降です。
参入の理由は……儲かると思ったんでしょうね、たぶん。
障がい児を儲けるためのお客様と考えれば、それなりに儲かるでしょうから……。
Q.学齢期を過ぎたら放課後デイには通えないのですか?
A.児童福祉法上、放課後デイは学齢期である高等部3年までということになっています。
だからといって、学齢期を過ぎた子の通所が禁止されているわけではありません。通所の可否は各事業所の判断に任されています。
ほとんどの放課後デイが「学齢期以降は通えない」と言っているのは、学齢期以降の障がい児を預っても国からの補助金が入らないからです。営利目的である株式会社が学齢期以降を預らないのは、ある意味当然です。儲からないばかりか、持ち出しになってしまいますから。
ちなみに、つくしんぼでは卒業生たちへの活動も行なっています。
放課後活動は、儲けるためのものではなく、子どもたちのためのものだと考えています。
Q.放課後活動でもっとも大事なことは何だと思いますか?
A.一人一人の子どもの成長だと思います。
放課後活動の場所は、自宅、学校に続く第三の場所。学校が終わってヘトヘトになった障がい児が、放課後の場でまた頑張る必要などないのです。マイペースにのんびり。学校や自宅では出来ないことを、許されないことが出来る場所であるべきだと考えます。
最も大切なのは送迎だ、と考える方には、ニーズに見合った事業所をご紹介させて頂きます。

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