はばたきカモメ/Seagull

この機の特徴は、その名のごとくパタパタとはばたくことにあります。はばたき方は翼のひねりぐあいで違ってきますが、うまく調節すると、まさにカモメのようにパタパタとはばたきます。距離と滞空時間は少ないのですが、折り紙ヒコーキの中では特殊な飛び方をするので取り上げてみました。

紙ヒコーキの面白さは、この機のように単に距離や滞空時間だけではありません。一枚の紙がどんな形になり、どのように飛ぶかということが醍醐味(だいごみ)なのです。

この機の調整は、翼のはしを昇降舵として上にひねります。このひねりが空気の流れ(気流)によって翼を押し上げ、紙の弾力によって戻されることによって、はばたきが生じるのです。きれいなはばたきをさせるには、ひねりのぐあいや飛ばし方を工夫してみることです。「なんだ、はばたかないじゃないか!」とすぐにあきらめないこと。練習して、見物人を「おっ!」とうならせるようなはばたきカモメが作れたなら、もう紙ヒコーキ曲芸師の仲間入りです。